オランダの小学校を視察してきました。
写真は、廊下で勉強する子どもたち。
もう分かっている単元は、先生の話を聞かなくていいんです。
だから、ひとり黙々と勉強できるように、みんなイヤーマフを当たり前に持っていました。(音をシャットアウトできるヘッドホンのようなもの)
そして、その日の気分でどこで勉強してもいい。
その環境が整っていました。
(それが全てではないので詳しくは9/8と10/20のイベントで)
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「権利」とは何か。
権利には、自由とともに、自分に対する責任がついてきます。
・今の自分はどうしたいか
・何にどれだけ時間を使うか
・なぜこれをするのか
・どうしたらできるか
こんな「問い」を、常に自分に立て、”わからないこと”が何か、というところから自分に「問う」。
”わからないこと”が何かわかったら、それを「知っている」人に聞く。
そして、誰もが忘れているけれど、もっとも重要なことは、人は、ある年齢に達したから「知っている」わけではない、ということ。
世の中は「知らない」ことが大半。
経験と得意から、「精通している」分野は人それぞれ違う。
だから、異学年混合で学ぶ教室に上下の関係は全く見えず、とても「対等」に見えました。
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今「常識」だと思って、半自動的に行なっているそのひとつひとつを、本当にそれでいいのだろうか、と疑い、「なぜ」「どうすれば」から始まる問いを持てると、常識から逸脱していくとともに、人生は、どんどん面白くなっていくんだと思います。