こんにちは、ちえです。
神奈川県藤沢市はだんだん肌寒くなってきました。
みなさんのお住まいのところはいかがですか?
さて今日は、「革命家タイプ」と「サポータータイプ」について書こうと思うのですが、その前に。
よく、人を何種類かに分けて、あなたは◯◯タイプみたいに自己理解するものって、世の中にたくさんありますよね。
わたしは基本的に、人間という生き物はものすごく複雑で、簡単に◯◯タイプと分けられるものではない、と思っています。
一方、解像度を上げて理解していくには、物事を細分化していく必要があるのも事実。
ということで、今回も、ご自身のことをまた新たな視点で知る、一つの指標としていただければ幸いです。
では、はじめていきますね。
人にはそれぞれ、世界に対してどのように関わるかという「エネルギーの向き」があるんです。
大きく分けると、
・古い概念を壊して新しい道を切り開く「革命家タイプ」
・人や組織を支えながら価値を広げていく「サポータータイプ」
どちらも欠かせない存在であり、異なる役割を担っていますね。
わかりやすく、両者の特徴をまとめてみますね。
革命家タイプ 『 新しい世界をつくる人』
革命家タイプの人は、現状を疑い、「もっと良くできるはず」と感じた瞬間に動き出すエネルギーを持っています。
枠に収まるよりも、自分の感性や理想を信じて、まだ見ぬ可能性を形にすることに喜びを感じるんですね。
革命家タイプの原動力は「変化」や「自由」、「本質を取り戻すこと」
強みと弱みを上げてみますと、
強み
・先見性と直感力が鋭く、時代の流れを敏感に感じ取る
・困難や抵抗を恐れず、未知の領域に挑戦できる
・自分の信念を貫く力が強く、人を巻き込むカリスマ性がある
・新しい価値観や生き方を提案し、社会や人々に影響を与える
弱み
・現実的な調整や人間関係のバランスを後回しにしがち
・理想が高すぎて、実現とのギャップに苦しむことがある
・他者の意見に苛立ちや孤独を感じやすい
・継続的な仕組みづくりや地道な作業を苦手としやすい
という感じ。
比較的、起業家に多いですよね。
革命家タイプの役割は、「変化の火種を生み出すこと」です。
新しい発想や行動で、社会や組織に風穴を開け、次の時代の方向性を示していきますから、革命家がいなければ世界は停滞してしまいます。
革命家タイプが感じる“違和感”は、未来への入り口なんですね。
では、サポータータイプはと言いますと、
サポータータイプ 『世界を育て、つなぐ人』
一方サポータータイプは、他者の想いや目標を感じ取り、それを現実化していく力に長けている人たちです。
誰かのビジョンを支えたり、チームの調和を保ったりすることに喜びを感じ、場を安心で豊かなものに育てる人たち。
サポータータイプの原動力は、「信頼」や「調和」、「貢献」です。
では、強みと弱みを上げてみますね。
強み
・周囲の感情や状況をよく読み取り、適切にサポートできる
・責任感が強く、細やかな配慮で信頼を築く
・長期的に物事を支え、形にしていく粘り強さがある
・他者の才能を引き出すことが得意
弱み
・他人を優先しすぎて、自分の意志を見失いやすい
・革新的な変化に不安を感じ、守りに入りすぎることがある
・「支える側」でいることが習慣化し、自分のビジョンを後回しにする傾向
・責任感が強すぎて、抱え込みや燃え尽きに陥ることがある
優秀な右腕はサポータータイプが多いですね。
サポータータイプの役割は、「変化を育て、形にすること」
革命家が生み出した新しい流れを、現実社会の中で定着させ、持続可能な仕組みに変えていくのがサポータータイプの力です。
サポーターがいなければ、革命は一瞬で消えてしまう。
サポータータイプの存在が、理想を現実にしていきます。
ここまで読んでくださったみなさんは、自分はどっちかな〜と思いながら、読み進めてくださったかなと思いますが、どちらの要素も誰の中にもあります。
どちらを“自然体で発揮できるか” が、その人のアイテムです。
さて、もしかしたら、世の中的には、なんとなく「革命家タイプ」が脚光を浴びているように思えるかもしれません。
実際、旗を掲げて前に立っている人に注目が集まるものですしね。
たくさんの人やチームに関わってきて、少し感じるのは、サポータータイプの人たちは革命家タイプに憧れを抱きやすく、まだ精神的に若い革命家タイプは、サポータータイプを蔑ろにしがち。
逆に成熟した人やチームは、革命家タイプがサポータータイプをリスペクトしていて、サポータータイプが自分たちの役割に誇りを持って生き生きしているのが特徴のように感じます。
ということからもわかるように、この二つのタイプは、実際補い合う関係ですよね。
仕事を一緒にしている仲間や、家族などを見ても感じることができると思います。
革命家タイプが「変化の種」を蒔き、サポータータイプが「土を耕し、水を与え、芽を育てる」
どちらが欠けても、世界は成長しませんもんね😊
革命家タイプはサポータータイプの安定感に支えられて初めて持続し、サポータータイプは革命家タイプの情熱や新しい視点に刺激を受けて成長します。
お互いの違いを理解し、役割を尊重することで、個人も組織も大きな力を発揮できるんですね。
個人的には、革命家タイプの人たちが、サポータータイプの人たちの価値を充分に理解して、彼らの働きをリスペクトすることが、チームを強くすると思います。(組織でも家族でも)
ちなみにわたしは、もちろん「サポータータイプ」です。
比率で言うと、
革命家タイプ:20%
サポータータイプ:80%
くらいかな。
わたしはここ10年くらいずっと、静かなる情熱を持って、出会った人の「最強のサポーター」でありたいと思い続けています。
革命家タイプの人も、サポータータイプの人も、その役割を全うできるように、陰で支える最強サポーター。
心強いでしょ?笑
最期まで、「この人がいてくれたら心強い」と思える最強サポーターであるというのがわたしの目指すところです。
みなさんは、どちらのタイプ?(比率でみてね!!)
あなたが、変化を起こすことに自然とエネルギーが向くなら「革命家タイプ」
誰かの夢を支えたり、チームの流れを整えたりすることに自然とエネルギーが向くなら「サポータータイプ」
ですよ😊
自分のエネルギーの向きと違う方を選んでいる場合、うまくいきませんし、苦しいはずです。
自分のエネルギーの向きを知ることは、無理を手放し、本来の力を発揮する第一歩。
革命家タイプもサポータータイプも、世界を動かす重要な役割を担っています。
補足)革命家は「リーダー」という言葉でもいいのですが、コーチング界隈では、「全ての人がリーダーである」という考え方があるので、「革命家」としました。
インプットは、アウトプットをともなって、身になっていきます。
ブログを読んだあとは、気づき、感想、質問など、お送りくださいませ。必ず返信します。
それでは今日も、良い一日を😊