わたしが、旅をする理由

 

わたしにとって、

「旅をする」ことは、

 

「自己対話をする」ことと

同義語です。

 

だから、観光地をまわったりは

あまりしない。

(世界遺産は別。むしろ絶対行く)

 

ガイドブックや雑誌で

事前情報を調べたりもしません。

 

ちなみに、

日本のガイドブックは

写真がたくさん載っているけれど

 

海外のガイドブックは

ほとんど、文字のみ。

 

その理由が、

「だって、これから行くのに、なんで写真で先に見せられなきゃいけないの」

だそうです。

 

 

うん、ものすごくわかる。

 

 

旅に出て、何をしているかというと

 

変わらず本を読んだり

その土地で生活をしている人々を観察したり

街を行き交う人々の会話に耳をすましたり

 

たまに、お店の人と会話をしてみたり

引きこもって仕事したりも、します。

 

場所によって、空気がガラッと変わったり

その場のエネルギー値を感じるのは、一番興味深い。

 

人も、全然違う。

 

そういう、場所や人のエネルギーを

感覚を研ぎ澄ませて感じていると

 

自分の中のパターン化された考え方や

習慣、わずかに残っている固定概念、

 

そういうものに、向き合えて

また新たな「自分」にアクセスできる。

 

そこに、アクセスしたくて旅に出ます。

 

 

それが、わたしが旅をする理由。

 

 

国内や海外、近く、遠くはあまり関係がないかもしれない。

 

その時に、ピンときたところに行くだけ。

そうすると、必要なものがそこで待っていてくれるから不思議です。